2009年01月08日

浅間山

 「あさま」は火山を示す古語です。富士山の神を祀る神社が浅間神社と呼ばれるのも同様の理由であり、阿蘇山の「あそ」も同系のことばであると言われます。浅間山も多くの山々と同じく、古くから信仰の対象となっており、浅間神社(通常の浅間神社とは祭神が異なる)が鎮座しています。

 ところで浅間山は、複雑な形成史をもつ火山です。黒斑火山(安山岩の成層火山)、仏岩火山(溶岩流と小浅間溶岩ドーム、デイサイト、約2万年前)、軽石流(デイサイト、1.3万年と1.1万年前)の順に生じ、約1万年前からは前掛火山が活動を開始し、山頂部の釜山は現在も活動中です。

 有史後の活動はすべて山頂噴火です。火口底の深さは、火山の活動の盛衰に応じて著しく変化します。山頂火口は常時噴気が認められ、西山腹の地獄谷にも噴気孔があります。爆発型(ブルカノ式)噴火が特徴で、噴火に際しては火砕流(熱雲)が発生しやすいです。1108、1783年には溶岩流も発生。噴火の前兆現象として、火口直下に浅い地震が頻発することがあります。
posted by マネージャー at 18:23| 浅間山ミニ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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